会社勤めとかしていても豊かなアイデアは出てこない。これは実感する。大枠のシステムは決まっていて、その外側のルールで遊ぶことはないわけだから。人がやるすべての行動、成果、というか、時間そのものを金に換算しつづける世界は気が狂っていて、なぜ世界がそういう方向にいってしまうのか、わからない。なぜかがわかってもどうせそっちの方向に向かうなら、重要なのは理由とか経緯ではなくて、そういう社会にいながらどう生きていられるか。
久しぶりにキャンバスに絵を描いたが人にあげる用とか思ってかくのが一番つまらない。ちまちました、しかも対して面白くもない判断が入り込むだけで、全然だめって感じ。やっぱり、心を無にして物質と体を接触させて、自己は触媒のようになって、わーっとやるのが一番いい。
AI でできないことは人として生きること。手を動かすこと。絵であれ音楽であれ。生きられた結果できたものであることが本質ではないか? 生成することを通じて自己を変容させていくことが生きることであって、それを AI がかわりにやってくれます、といっても、そんなのは生きた心地がしないし、そんなのは望まないと思う。「自分の代わりに機械が生きてくれます。」これは生きると言えるのか?